パパ活って”不倫”になるの?知っておきたいボーダーライン
2016年、2017年ごろから流行り始めたパパ活。
その中でもパパ活をする男性の5割以上が既婚者であるという調査結果も出ています。
一昔前に流行った若い女性が行う”売春”や”援助交際”は日本では法律で厳しく取り締まっており、違法に値します。
では今流行っている売春や援助交際にも似た”パパ活”は不倫にならないのか?違法とは判断されないのか?を徹底解説していきます。
パパ活は不倫?
流行りのパパ活といっても、パパ活には主に「食事のみのパパ」と「肉体関係ありのパパ」の2択に別れます。
そして、法律上の離婚原因ともされる不倫は法的に”不貞行為”といい、この不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを示します。
そのため、パパ活のパパと女性の関係が「肉体関係ありのパパ」であった場合、たとえ両者が恋愛感情なく接していたとしても、裁判上離婚や慰謝料請求が認められる、つまり不倫と同じ扱いであるということです。
しかし、逆に「食事のみのパパ」であった場合、不貞行為には当たらないのでパパ活を理由に離婚や慰謝料などを請求することは難しいとされています。
そのため、基本的に肉体関係でお金の取引をする”売春”や”援助交際”には相当しません。
もちろん未成年と性的関係を持てば話は別となり青少年保護育成条例違反となりますが、性的関係がない場合同条例違反にも当たりません。
したがって、パパ活はハッキリと法的に罰を下される犯罪となるわけではないのです。
つまり、肉体関係を持ったら法に触れるけど、持たなかった場合法には触れないということですね。
こう見るとパパ活って非常にグレーゾーンなんですね。
不倫というと響き的にもすごく大きい罪を犯した気分になって、それに比べるとパパ活がとてもライトに聞こえるけど、同じくらいの罪を犯す可能性があるので、決してクリアな関係ではないことだけ把握しておいてくださいね。
パパ活が違法となるケース
出会った女性が18歳未満の未成年だった場合、法に触れ逮捕されてしまうことがあります。
また、最近のサイトやアプリでは未成年によるパパ活女子を対策として、年齢の入力だけでなくさらに免許証の写真の付着がなければ審査が通らず、男性とやり取りが出来ないといった制限も厳しく取り入れられています。
しかし、未だにうまく年齢を誤魔化して登録をしている女性も中には居ます。
登録されている年齢がたとえ18歳以上だったとしても、実年齢が18歳以下の未成年だった場合、知らずに手を出したとしても見つかり次第法的罰が下されます。
もちろん、そのようなことが起きないために、年齢確認が厳しくなっているサイトの方が多くはなっていますが、誤った年齢で登録された相手の年齢を鵜呑みにしてホテルへ向かう途中に、警察に捕まってその場で年齢が発覚したなんて話もザラにあります。
そんな事態にも巻き込まれないよう、男性側は少し注意する必要があります。
どのサイトも今は年齢確認や、ちゃんと登録した人が本人かどうか確認することを徹底としているけど、稀に未成年の子が紛れ込んでいることがあるから注意する必要がありますね。
警察沙汰になってしまったときに「知らなかった」では済まされませんから。
最近の女子は皆大人っぽくてお洒落なので、見た目だけでは未成年かどうかなんて区別がつかないことが多いですからね(笑)
あと、”パパ活”というとだいぶフラットに聞こえますが、やっていることは売春や援助交際の一歩手前のことだと私は思います。
なので、パパ活が悪いことだとは思いませんが、もし既婚男性だった場合は奥さんや子供のことも考えながら、行動すると良いかもしれませんね。
まとめ
結論パパ活はズバリ法的に犯罪となるわけではないです。
しかし、奥さんからしたら嫌な思いをするのは当然であり、場合によっては(運が悪いと)法的問題に発展する可能性もあります。
パパ活女子からしたらなんの恋愛感情もなく、お金のために食事に行ったとしても、相手の奥様からすればそんなことは関係ありません。
妻からすれば不倫とパパ活は何の区別もつかないです。
しかし、男性側の視点へ変えると、若い女の子と食事に行けるのは滅多に訪れないチャンス。
この機会を逃したら次回同じような子に出会えるとは限りません。
そんなチャンスを逃さないためにも、2人で決まりなど作ってうまく会ったり、法に触れない楽しみ方でパパ活ライフをエンジョイするようにしてください!