合法と非合法のボーダーライン
パパ活をしている男性は、社会的な地位を持っている方が多いです。
持っている権力や地位が大きいと、違法性のある行為をするリスクが大きくなるものですが、パパ活は合法なのでしょうか?
法的解釈をするとパパ活はグレーゾーンに分類され、未成年に手を出したり、パパ活女子に対して害を加えない限り刑事責任を追及されることはありません。
ただし、既婚者の場合はパパ活が不貞行為とみなされて、民事的責任を問われて離婚や慰謝料の請求されることがあるので注意しましょう。
不倫による不貞行為の基準
既婚者の男性が気になるのが「パパ活が不倫による不貞行為に該当するかどうか」です。
残念ながらパパ活は一般の男女が交際をするものなので、もし2人で密会を繰り返していたりホテルへの出入りを目撃されれば、不貞行為とみなされます。
一般的な不貞行為の成立要件をご覧ください。
キャバクラ、クラブに通う 不貞行為を追求される可能性は極めて低い
キャバクラ、クラブで働く女性と肉体関係を持つ 不貞行為
風俗 不貞行為
パパ活(肉体関係なし) 不貞行為を追求される可能性がある
パパ活(肉体関係あり) 不貞行為
不貞行為は配偶者以外の女性と肉体関係を持った時点で成立します。
ただし、実際に慰謝料請求が認められるには証拠を用意することが条件です。
ただし、パパ活女子と定期的な密会を繰り返している証拠を押さえられると、肉体関係がなくても不貞行為とみなされる場合があるので注意しましょう。
なお、女性側に対して慰謝料請求できるかどうかは既婚者であることを知っているかが条件です。
不倫が認められた場合
不倫による不貞行為は民事的な問題なので刑事責任を追及されることは基本的にありません。
しかし、慰謝料請求を受ける場合は裁判に発展するケースが多く、勤務先に不倫がバレるなど不利な立場に陥る可能性が高いです。
離婚や慰謝料請求に発展するかは、配偶者が探偵を雇うなど本気モードが強い場合です。
パパ活をやる人は経済力が高い人が多いので、僕の周りでは離婚した人はいませんよ。
仕事で成功している人は、こうした遊び方も要領よくできるものです。
刑事責任の非合法ラインとは
刑事責任の非合法ラインは主に以下の4つのパターンです。
パパ活女子が18歳未満の少女
パパ活女子が未成年(20歳未満)
ポルノ画像や動画を流出させた
パパ活女子の金品を盗む
パパ活女子が20歳未満の場合、18歳未満と18歳・19歳の未成年者で適用される法律が変わります。
18歳未満は特にリスクが大きく、肉体関係を持たなくても刑事責任を追及される恐れがあります。
いずれにしても20歳未満のパパ活女子には手を出さない方が無難です。
パパ活による検挙事例は、ホテルでパパ活女子の財布を窃盗したり、盗撮など悪質な犯罪事例が中心です。
ヤリ逃げは違法?
パパ活でのトラブルで多いのがヤリ逃げです。
お小遣いを渡す約束をしてホテルに行ったのに、終わったら事前の約束を撤回したり、シャワーに入っている隙に逃げてしまう輩がいます。
法律的な観点から言えば、ヤリ逃げでパパ男性が違法性を追求される可能性は極めて低いです。
金銭を渡すことを条件に肉体関係を持つこと自体が売春行為にあたるので、パパ活女子も違法性を問われてしまいます。
お小遣いやお手当は、違法性を回避するために名目だけ変えているようなもので、約束を破ってお金を払わなくても法的には合意の元とみなされます。
ただし、こうした悪質行為をするとパパ活女子が納得できず、勤務先や自宅に連絡するなどの嫌がらせをされる恐れがあるので注意しましょう。
パパ活をするのであれば、約束を守り筋の通った対応をするべきです。
私もヤリ逃げされたことがありますし、周りでもこうしたトラブルの話をちょこちょこ聞きます。
パパ活女子は立場が弱い問題があるので、お金を払う約束をするだけではなく、信頼できそうなパパなのかしっかり見極めてから関係を発展させるようにしなければいけません。
お金を持ってなさそうな雰囲気だったり、色々な意味で気持ちに余裕のない人は警戒するようにしています。
真面目なパパ活は非合法ではない
合法と非合法のボーダーラインを厳密な法的解釈で説明すると、パパ活自体がグレーゾーンですが、実際に刑事責任を追及されるかどうかで見れば、悪質行為をしない限りセーフです。
未成年者には手を出さないことと、パパ活女子に対して違法性のある犯罪行為(窃盗や盗撮、動画流出)をしないことさえ守っていれば非合法ではありません。
ただし、既婚者の不貞行為による民事責任は幅広いシーンで追及される恐れがあります。
不貞行為による違法性は配偶者から証拠を押さえられた上で責任追及されて成立します。
既婚者の方は、万一パパ活がバレた際に妻がどのような対応を取るのか予測した上で、パパ活をするか検討してください。